千葉県津田沼(船橋市&習志野市)のスクールでの普段の様子を綴っています。スクールの詳細についてはホームページを ご覧下さい。 http://kadenapreschool.com/
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親御さんや当スクールを見学された方から時々受ける質問の1つ。
「カデナでは英検合格のための対策・特別授業をしていますか?」
していません。
 
当スクールの英語は
 ・世界中に沢山のお友達を作るため
 ・将来、どこの国にでも行けるようにするため
 ・英語を通じて世界を理解し、交流するため
といったものを目的として教育しています。「テストで良い点を取るため」とか「検定試験に合格するため」といった、ごく限定的な目的での英語教育は意味を成さないですし、英検が通用するのは日本国内だけであると考えています。(建前上、英検は世界で通用する資格であることが謳われているようですが、国際的な知名度は ありません)
 
ですが誤解しないでください。英検を否定するつもりは毛頭ありません。「今まで英語を勉強し続けてきたけど、世間一般で言うところの どのぐらいのレベルに到達しているんだろう?」そんな時に英語力の目安を測るために英検を受けるキッズが毎年何人かいます。
 
年長のキッズが卒園間近になる頃には大部分が目隠ししても英検4級に合格します。3級に合格することも珍しくありません。流石に準2級以上となると、フルデイクラス(平日の日中クラス)現役のうちに合格、という事例が ここしばらく出ていないのが実情。ですが、小学校に入ってからも引き続きアフタークラス(放課後の英語授業)に通い続け、準2級や2級に合格したという報告を受けることがあります。小学生時代は ずっとサタデークラスに通い続け、中学入学早々に準2級に合格した、という事例も あります。
 
【普段の生活で使う英語】を習っていく中で、検定試験に合格できるだけの英語力が自然に身についている。本来の英語教育とは こうあるべき、と考えています。
「英語は何歳まで勉強し続けていれば忘れなくなりますか?」という問合せを時々受けることがあります。キッズは吸い取り紙のように物凄い勢いで何でも吸収します。反面、忘れてしまうのも早いため、持続が必要なのも事実。では先程の問いの答えは?
 
残念ながら たった1つの答え、というものは ありません。研究者達によって意見が分かれたり、諸説あります。また、その子を取り巻く環境にも大きく左右されることでしょう。ですが、どうも11歳~12歳ぐらいまで学習し続けていれば、以降の忘れは緩やかになる・・・という学説が有力と言いますか、1つの指標なんだそうです。(とある学説の紹介であり、当スクールは この学説を検証したり、支持したり批判したり、ということは いたしません。ご了承ください。)
 
この学説によると、小学生いっぱいまで英語学習を続けていれば、中学生以降は忘れが緩やかになる、ということになります。当スクールでは小学校に入学後も英語を持続するための環境を色々と用意しています。
 
アフタースクール(英語の学童保育)・アフタークラス(放課後の英語授業)・サタデークラス(土曜日クラス)に通うキッズは様々な事情により志半ばで退園するキッズが大多数、というのが実情です。が、当スクールに通えなくなったとしても、何らかの形で英語を続けていてほしい、そう願って やみません。
「チャンピオンになることよりも、それを守ることの方が難しい」これはスポーツの世界で よく言われている言葉です。英語力についても同じことが言えます。新たに学ぶよりも、今の英語力を維持することの方が難しい、そんな場合が多々あります。
 
例えば帰国子女で英語ペラペラだったキッズ。小学校に入学し、英語を話す環境が無くなったら、わずか半年で英語を全て忘れてしまいました。(そのキッズは小学校入学後、当スクールに通う機会がありませんでした)
 
例えば国際的な家庭環境で育ったキッズ。3歳の頃までは英語ペラペラでしたが、幼稚園入園直前に親が英語教育を突如停止。結果、3年間培ってきた英語が僅か3か月で全て消えてしまい。そのキッズは中学・高校・大学と ずっと英語学習に苦しめられ続け。今も英語教育を途中で止めた母親を恨んでいるとのこと。・・・これ、とあるスタッフの実話です。
 
折角当スクールのフルデイクラスで英語を学び、身に付けたのだから、小学校に入学した後も それを維持させてあげたい。フルデイクラスでの経験を無駄にさせたくない。そんな思いでスタッフはアフタースクール(英語の学童保育)およびアフタークラス(放課後の英語授業)、そしてサタデークラス(土曜日クラス)に携わっています。
 
幸い、当スクールを選んでくれた親御さん達にも同じ思いの人が多数いらっしゃり。フルデイクラスばかりに目が行きがちかもしれませんが、親御さん達からの信頼・期待に応えるべく、アフターおよびサタデーも全力投球です。
 
ということで今回の写真は今日のアフタークラス(放課後の英語授業)の様子。金曜日は英語力によって2つのグループに分けて授業を実施しているのに対し、火曜日は1つのグループで授業を実施しています。みんな、表情は真剣その物ですね。
さてさて、今日はイギリスから素敵なお客さまが3名いらしてくれました。
昨年の夏に『異国文化学習・イギリス編』を行ってくださったS教授が、今回はイギリスの小学校とプレスクールで働いている教え子の、EさんとGさんを連れてカデナに遊びに来てくださいました。


 年中・年長のクラスにはG先生。


3歳クラスにはE先生がレッスンをしてくれました。
カデナキッズ、今日は3人もイギリスから来てもらってよかったね。

1年後、E先生とG先生は海外で英語を教えることを 希望しています。
イギリスの教育より日本の英語教育はみんなが公平で、自由で楽しそうだし、いろんな経験ができていいですね。とお二人は語っていました。
また、ぜひお会いしたいですね。

S教授、1年前カデナを訪れてから、ずっとカデナキッズのことを気にかけて頂いて、
そして、今回このような機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。
みんな嬉しかったですよ!
またのお越しを楽しみにお待ちしていますね。
今朝起こった出来事。
いつも通りの通勤電車が、突然止まった。事故により運転再開まで1時間とアナウンスがあった。
スクールの早番のスタッフ(外国人)に英語で遅れる旨を伝えて電話を切った。
すると、たまたま隣にいた方が声をかけてきた。
Excuse me,
振り向くと外国人の方だった。
遅延の理由が分からず困惑していたので説明してるうちに同業者かな?と思い、色々聞いてしまった。

Q.もしかしたら、English teacherですか?
A.はい、そうです。〇〇中学校でフルタイムで教えています。

Q.どちらのお国からいらしたんですか?
A.アメリカです。もう滞在して17年になりますが、お恥ずかしいことに日本語が分からなくて。多くのEnglish teacherは、日本語を使う機会が無いから。
私はアメリカで教育学を勉強しました。そして、日本に来た目的は日本人の方に私の国のことを話し教えたい。英語教育に意欲を燃やし来日したら、私は愕然としました。多くの外国人English teacherは観光ビザでついでに、といった軽い気持ちで英語を適当に教えてる。私は真の教育がしたいんですよ。
あなたは何でEnglish teacherになろうと思ったんですか?

と、聞かれ、

私は一言で言ったら、英語が好きだから。好きになったきっかけは、The  Monkees.です。私が小学生の時にテレビでモンキーズのコメディーShowを見て、楽しくって。そこで彼らが話す言葉が英語という外国語だと知り、ひっしで♪Daydream Believerを聴いて、カタカナで書いて歌詞を覚えましたよ(笑)

と言ったら、

へ~、なんかいいですね。私も初心を思い出しましたよ。ありがとう。
私はteachingをするときに色々こうしたい、ああしたい!ってアイデアがあるんだけど、日本人スタッフは、『そんなことやらなくていいんだよ。このテキスト使ってやってください。』って言われてね、日本人スタッフもそんなに英語教育に情熱がないみたいで。
あなたのスクールでは、どんな教え方をしてるの?小さい頃から英語を始めるのはメリットあるかい?

と聞かれ、

カリキュラムやテキストにそってのレッスンって、つまらないんですよね。ビギナーの先生にはあった方がいいとは思いますけどね。
うちのカデナアメリカンプレスクールでは、reading,writing,speakingも勉強するけど、その他に、スタッフが得意なものを生かして、フラダンスレッスンやバレエレッスン、体操とかやってるんですよ。キッズもスタッフも楽しんで生き生き出来たらなあ~って思って。
小さい時から英語をスタートした方が、『英語』『日本語』って区別がないから入っていきやすいです。

などなど。結局1時間ずっと話してしまいました。
初対面の通りすがりの外国人の方とこんなに意気投合するとは。
このように英語教育に真面目で真剣な人がいてとても嬉しかったです。

電車を降りるとき、カデナのチラシを渡したのはいうまでもありません。
いつか一緒に仕事が出来たらな。。。

そんな偶然ぽっかり空いた時間の出来事でした。


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